回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーションは、脳血管疾患または大腿骨頚部骨折などの急性期治療、手術後の患者さまに対して、日常生活能力の向上による寝たきりの防止や社会復帰・家庭復帰を目指し、多くの専門職種がチームを組んで集中的にリハビリテーションを行っていく病棟です。
病気や怪我で、生活する能力が低下した患者さまが、安心して生活を送っていただけるように、また自分らしい生活を取り戻せるようなリハビリテーションを専門スタッフとともに取り組んでいただきます。

当院の回復期リハビリ施設基準

当院は「回復期リハビリテーション病棟入院料1」を算定しています。

  • 必要条件
  • 専任の常勤社会福祉士が当該病棟に1名以上配置されていること。
  • 週7日間(休日含む)リハビリテーションを提供できる体制を有していること。
  • 当該病棟において、新規入院患者のうち40%以上が重度患者であること。
  • 重度患者の30%以上が退院時に日常生活機能が改善していること。
  • 当該病棟において、在宅復帰率が70%以上であること。

実績

リハビリテーション後の在宅復帰率

94.9%

(2025年度)

  • クリニカルアウトカム

2026年5月

退棟患者数

31

2026年2月1日~2026年4月23日

退棟患者数とは、回復期リハビリテーション病棟を退棟した患者さまの数です。

回復期リハビリテーションを要する状態の区分内訳割合
① 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、クモ膜下出血のシャント術後, 脳腫瘍、脳炎、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、 腕神経叢損傷等の発症、義肢装着訓練を要する状態または手術後0.0%
② 高次脳機能障害の患者29.0%
③ 大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の骨折の発症、二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後51.6%
④ 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により生じた廃用症候群を有しており、手術後または発症後3.3%
⑤ 大腿骨、骨盤、脊髄、股関節又は膝関節の神経、筋又は靭帯損傷後0.0%
⑥ 股関節又は膝関節の置換術後9.6%
⑦ 急性心筋梗塞、狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患又は手術後0.0%
⑧ ①~⑦に準ずるもの6.5%

実績指数

50.8

2026年2月1日~2026年4月23日

実績指数とは、回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリテーションの提供実績(FIM改善結果)が一定以上あることを示す指標です。基準は42以上となっています。

  • リハビリテーションの流れ

回復期リハビリテーション病棟の一日(2025年度)

  • 全患者さまに対して、リハビリは1日に2~3回あります。
  • 入院生活中に日々行う「洗面」「トイレ」「着替え」「お風呂」などもリハビリになります。

回復期リハビリテーション病棟の特徴

  • 充実したリハビリテーションの提供
  • 365日体制で充実したリハビリテーションを提供します。
  • 日常生活を想定したリハビリテーションを提供するために、屋外歩行練習、調理訓練、VE(嚥下内視鏡検査)などを実施しています。
  • モーニングリハビリテーションの実施

日々の生活行動すべてがリハビリテーションであると考え、朝起きてから食事、食事前後の生活場面でも、リハビリテーションを提供します。

  • 透析患者さまのリハビリテーションの実施

活動量の向上を図るため、非透析日だけでなく、透析日にもリハビリテーションを提供します。

  • 各種カンファレンスの実施
  • 定期的にカンファレンスを実施し、患者さまの現状をチーム間で共有し、退院に向けて支援します。
  • 転倒や転落が予測される患者さまの危険防止の為に多職種が集まりカンファレンスを開催し、病室内の環境設定などを実施します。
  • 退院前にもカンファレンスを実施し、地域連携・生活期リハビリテーションへの橋渡しを実施します。

回復期リハビリテーションの様子

屋外歩行練習

病棟カンファレンス

自転車エルゴメーター

調理訓練

物理療法

高次脳機能練習

リハ科勉強会